SPEC Sheet
【同梱品】
- Tibbo-Pi ボード(冷却ファン付き)
- ヒートシンク
- 防振板
- ケースセット
- Tibbit リムーバ
- microSD カード(環境設定済)
- ACアダプタ(12V 2A)*Raspberry Pi 4BのACアダプタとは異なりますのでご注意ください。
- Raspberry Pi 4B
特徴
このモデルは、「Raspberry Pi 4B」または「Raspberry Pi 3B+」を使って利用することができます。基板に冷却ファンが組み込まれており、付属するヒートシンクと合わせて使うことで、夏場や高負荷処理などを行った際の発熱問題に対応しています。
Tibbo-Pi P3をご利用のお客様は、Node-REDのソースコードをコピー&ペーストすることでそのまま利用できます。
① ハードウェア仕様
仕様
Raspberry Pi 3
model B+ または Raspberry Pi 4 model B |
CPU | ご利用のラズベリーパイに準拠 |
メモリ | ご利用のラズベリーパイに準拠 | |
USB | ご利用のラズベリーパイに準拠 | |
有線LAN | ご利用のラズベリーパイに準拠 | |
ご利用のラズベリーパイに準拠 | ||
Bluetooth | ご利用のラズベリーパイに準拠 | |
無線LAN | ご利用のラズベリーパイに準拠 | |
ブロック用スロット数 | 10 | |
コネクタ用スロット数 | 10 | |
電源定格 | DC12V
※Raspberry Pi用5Vは内部で生成 |
|
消費電流(Raspberry Pi含む) | 0.3A(Typ)
※USBポート、ブロック、コネクタおよび外部への出力は含まず |
|
質量(本体のみ) | 364g | |
寸法 | 175mm x 105mm x 39mm | |
動作温度範囲(内部温度) | 0~60℃ |
寸法図
② ハードウェア概要
ブロック図
・Raspberry PiにはI2C、SPI、Serialがそれぞれ1チャンネルしか搭載されていないため、切り替え用ICを使用して10スロットのI2C及びSPIに対応しています。
また、シリアル通信(5チャンネル)、デジタルI/O及びアナログ入力(各40チャンネル)は、マイコンを利用することで実現しています。
・I2C: I2C切替え用ICに設定を行うことにより、10個のスロットから任意の1スロットを選択して通信を行うことが出来ます。
・SPI: 4本のCS信号+イネーブル信号と切替え用ICを使用して、10個のスロットから任意の1スロットを選択して通信を行うことが出来ます。SPIに設定できる最大速度は500KHzです。
・I/O: SPIでマイコンへ設定を行うことで各スロットのI/Oを読み書きします。
・アナログ入力: SPIでマイコンへ設定を行うことで各スロットのピンのアナログ値を取得します。
・Serial: SPIでマイコンへ設定やデータのR/Wを行うことで、各スロットでシリアル通信を行うことが出来ます。
シリアル通信はスロット1,3,5,7,9のみ対応しています。
③ Raspberry Pi直結インターフェース仕様
Raspberry Pi直結インターフェース
Node名 | インターフェース概要 |
tp button | RおよびMプッシュスイッチです(図7-3参照)。Raspberry PiのGPIOに接続され、Nodeで状態を監視できます。 |
tp buzzer | 圧電ブザーです。トランジスタを介してRaspberry PiのGPIOに接続され、Nodeから制御できます。 |
tp LED | 赤LEDが2つ、緑LEDが2つです(図7-3参照)。Nodeから制御できるのはLED1,2(緑)、LED3,4(赤)です。Raspberry PiのGPIOに接続されています。 |
Raspberry Pi直結インターフェース
④ 切り替え用ICおよびマイコン接続スロット部回路図
Tibbo-Pi[P4] スロット部回路図(1)
・スロット3&4、7&8、9&10も同様構成です。
・±15Vは「非絶縁DCDCコンバータ(入力5V,出力±15V15mA)」の#12ブロックをいずれかのスロットに使用したときのみ有効で、全スロットに供給されます。
図 7-5 Tibbo-Pi[P4] スロット部回路図(2)
・スロット6も同様構成です。
・±15Vは「非絶縁DCDCコンバータ(入力5V,出力±15V15mA)」の#12ブロックをいずれかのスロットに使用したときのみ有効で、全スロットに供給されます。